ばーちゃん家のトイレの雑誌にはさまってた、こんな思いまでして生きていたくない、っていうなぐりがきのメモを、ふとしたときに思い出す
どうして王道で生きたがるんだろう、どうしてここにいるんだろう、どうして喋るのだろう、どうして黙るのだろう、どうしてこうして意味を見つけなきゃ、ほんとうはこういうことなんだから
解像度を上げようとするのはわるい癖だ
ほんとうなんてないはずなのに、ほんとうに錯覚してほんとうに騙されることになる、曖昧さをちょっとは面白がって気だるさを可愛がりなさい、そんなに賢くないんだから